いざ、大東市へ

以前から興味のあった大阪府大東市へ。”大東ズンチャッチャ夜市”という駅前に並ぶ屋台を月一で開いていると言う事で、準備段階から参加させて頂きました。
https://daitoyoichi.com/?cat=84
(事前に調べていた情報は、祭りの為の祭りではなく、屋台を出店するもしくは参加する事で市民の前向きな自主性を作って行く。The大阪!と言うイメージとはちょっと違うイケている女性をターゲットとした雰囲気、その街づくりがその裏にある。※いけてる女性の事を”スッピン女子”と言うらしい)
袖ケ浦市を6時半に出発して5時間半。思ったより広い駅前には学生、サラリーマン、高齢者の方々が歩いているごく普通の街並み、”住道駅北側デッキ”に12時集合との事で駅の改札口で場所を聞く(大阪の人は道を聞くと、いつも嫌な顔をせず道を教えてくれる)

住道駅北側デッキにつくと10人くらいのグループが既に集まっており「ズンチャッチャ夜市の方ですか?」と聞くと「はい、そうです!」
1時間半くらい屋台テントの屋根、パラソル、簡易テーブルetc..所定の位置に持って行き組立てる(駅前に面した広場と駅前を横断する寝屋川に掛かっている橋が今回のマルシェの広場。出店は30店舗くらい)天気が良かったので川があるせいか蒸し暑く、汗だくに。

イベントを主催しているイケてるスッピン女子、入江社長の許可を得て今回第二の訪問目的である(市営住宅を全国で初めて民間の力を使い公園+店舗+市営住宅エリアを建て直した)morinekiプロジェクトの一角へ訪問。四条畷駅を降りて5分弱、途中伝統のありそうな学校や建物が多かったがどれも古く建て直しが大変だろうな…と思った矢先、雰囲気が違う一角が見えてきた。

https://matituku.com/morineki

芝生一面の中にはレストラン、スポーツ用品店、洋服屋、etcが並んでおり「もりねき食堂」と言うところに入って日替わり定食を注文(関西の味噌汁の出汁は鰹節なんですね)。中には主婦5,6人、老夫婦2組、カウンターには若いスッピン女子。午後2時前後だというのに陽気なおしゃべりが聞こえてとても居心地が良い店。外に出てもそこら中で人の会話の声が…見てみると市営住宅に住んでいる高齢者同士だったり若い主婦達がベンチや店舗テラスのテーブルを囲んでおしゃべりを楽しんでいる。かたや芝生の公園(上方の写真)にはお母さんと子供が追いかけっこ、みんな楽しそう。男性は平日昼間だからか殆どいないので”主婦の街”と言うイメージでした。とてもみんな陽気なので大阪だからなのか、この立地だからなのか。。。
周りは古いのにこの場所だけ天国みたいで浮かないのだろうか?と後で入江社長に聞いたところ「敢えて美的スポットを設けて周りを底上げする」のが目的なのだそう_φ(・_・
市営住宅の方と会話はできなかったが生活が便利だろうなと思う一方、一日中家にいると言うのは難しい(外交的にならざろう得ない)と言う感じがしました。

あまり長居すると申し訳ないので、また住道駅に戻り夜市のお手伝いに(殆ど終わってましたが)。


もう既にお店のオーナーが出店の仕込に取り掛かっており16時くらいにはズンチャッチャ祭りがスタート!先ほど蒸し暑かった川も一転して夕日が映える絶景スポットへ

学校帰りの学生さん、主婦と友達とその子供達、19時頃には住道駅を通るサラリーマンも加わりお祭りが盛上がる(いつも3,000人程出入りがあるとか)

今回、参加のきっかけを下さった大東市の東さんに話をお伺いしたところ「みんなにウケの良いイベントを行うより、今回のスッピン女子の様にターゲットを絞る事によって規模では負ける大きな市と差別化することが出来る」との事。(故にたこ焼き屋さん的な”The関西”的なお店の出店はNG)
大きな問いかけを我が街、袖ケ浦市に頂いたと思います。(=限られた資源を最大限に有効活用し、絞ったターゲット層に特化する)

聞けば先ほどの橋の欄干に、カウンター席を設けて夕陽を眺めながらお酒を飲める様にする計画も立ててるとか…お邪魔でなければまたその時に大東市の夜を楽しまさせて頂きたいと思います。

貴重な経験とアドバイスを有難うございました。

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