国際化について
私事ですが今、ポルトガル語を習っています。月に1回、クラスの雰囲気が良く授業も当然ですが、シュハスコを食べるイベント(外人も日本人もいっぱい来ます)も時間の許す限り、足を運びます。
ポルトガル語の先生は日系ブラジル人で日本語があまり話せませんが、とても明るくまさに太陽の様です。彼女が今度、ブラジルへ帰る事になり今日が最後の授業でした。そしてその後は笑いあり涙ありの送別会です。以前、先生に「なぜ帰るのか?」と聞いた時に「生活が大変だから…」との事でした。今日もその話になり(旦那さんはブラジル人の様ですが)「日本語を覚えたくても昼間は工場で働き夜日本語の勉強をしたくても疲れて眠ってしまう」「日常で話す機会がない、夫婦で話す時はポルトガル語」。よく海外で大学や仕事を始める前の語学学校がありますが良くその授業風景が映画になったり、ドラマになったりしているのを見ます。でもあまり日本では海外の方の為の日本語学校を見かけないですね。そういう学校がある事は知っているがあまりメジャーではない。。。
これから日本は確実に労働人口が減っていきます。ロボットやAIなどである程度代替えも出来ますが、海外の方の働き手もこれから重要になってくる筈です。そこで重要になってくるのがコミュニケーション。以前、知り合いの友達がドイツにいるという事で遊びに行った事があります。印象的だったのが「ドイツに留学中の彼女が一緒に欧米人とドイツ語学校で勉強しても断然。欧米人の方が、話せる様になるスピードが早い」との事です。また会話の中で手を挙げなければ居ないのと同じ(顔色が悪くても自分から体調が悪いと言わないと誰も気づいてくれない)。
国際化がもっと必須になるであろう将来、海外の人達とのコミュニケーションを如何にハードルを下げるか?という事もこれからの地域が生き残る上で工夫が必要と思わせられる一日でした。