袖ケ浦市の起業家育成について

表記の件について色々調べていたところ意外と発見がありましたので共有致します。
”袖ケ浦市は大企業が立地していて(サラリーマン家庭が多く)起業家が育ちにくい土壌なのでは”という(私の勝手な)イメージでした。しかし、昨日統計資料を確認したところ、近隣4市(木更津市、市原市、君津市、富津市)で事業所数が減少していないのは袖ケ浦市のみという結果が出ていました。

近隣4市で事業所が減っていないのは袖ケ浦市のみ。という統計が出ていました。木更津は商人の街というイメージがあり飲食店等のお店が新しく出来た等、聞いたりしていたので意外です。
また、業種別に分布をみると

飲食等の数値は弱いものの「建設・電気・運輸・福祉」の分野において特化傾向が見られます。
建設=子育て世代の転入が多く、新築の家を建てる需要が多い
運輸=アクアラインの着岸点・国道16号線など都心等のアクセスが良いため
福祉=子育て世代・高齢者・障がい者に比較的やさしい街として需要が高い

という理由が挙げられます。
ちなみに袖ケ浦市の事業所数(2016年と2021年の比較)

医療・福祉の分野で40%近く伸びている事から医者(医療)不足と呼ばれている事もあり、まだまだしない占有割合は10%と低いですが市民の方々が住みやすい、引き続き市民が安心できる医療環境の整備につながる成長分野と捉えられます。

一点、課題を挙げるとすると情報通信部門が低い。これは新しく出来た高市政権が声高に所信表明にて「AI・半導体、造船、量子、バイオ、航空・宇宙、サイバーセキュリティ等の戦略分野」と述べていましたが、国全体の未来産業を支える重要領域です。袖ケ浦市としても、将来を見据え、これらの分野への育成や企業誘致を積極的に進めていく必要があると考えます。

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