一新塾
11月4日(火曜)大安。私は一新塾を卒業した。一新塾を知ったのは2018年2月(私が袖ケ浦市に引っ越して来た時)「何かこのままではいけない」と思い、「何か勉強塾みたいなものはないか」と思い悩んでいたところFacebookで”起業家・政策提言を行いたい人の勉強塾”というフレーズで、卒業生には熱海で町おこしをした人、市議会議員になった人、県知事になった人、様々な人がおり面接会場へ向かった。その時、塾長(森嶋さん)に「何をしたいのか」などを聞かれて、何か取り止めのない事を答えて「ぜひ応援するから!」と励まされそのまま入塾した。
それからチーム作りで(一新塾はリーダーになりたい人が手を挙げて皆の前でプレゼンテーションを行い、二人手を挙げたらチーム成立。)幸い私は清水さん(医者)と言う方と宇田(コンサル)さんと言う方が手を挙げて頂きチーム活動が始まった。テーマは【袖ケ浦市活性化プロジェクト】様々な現場の声を聞き、”自分の社会の理想”、”現実”、”理想と現実のギャップの課題”、”今まで自分の生きてきた生い立ち”、”これからなろうとする自分”、”解決策”という”6つの箱”を回して練り上げて行くと言うやり方。当初私がやろうとしたイメージは

その為の手法として

である。その頃はインバウンドも増加傾向。当時Air&Bと言う民泊サービスも流行っており、袖ケ浦市はアクアラインの着岸点。交通の便が良い為国内外の観光客が来るポテンシャルが高く、空き家も増加の一方。と言う事で空き家を民泊と言う事で近所の知っている人に袖ケ浦市について良い点、悪い点などのポテンシャルを深掘りし、ミニ集会などを立ち上げて皆んなの声を吸い上げたりしている間にあっという間に一年が過ぎた(※ 一新塾の活動期間は1年)。チームメイトは解散となり宇田さんは広島に帰り、清水さんも医療に専念と言う事で民泊は宙に浮いたままになり、私は地域の人などを集めてBBQ大会などを開いて地域の親睦を深めていた。

そんな時、「そんなに地元の事をしたいなら市議会議員になれば?」と言う事で、聞けばちょうど翌年(2020年)市議会選挙があるとの事。地元の方々、友人知人、一新塾のメンバーなどに相談をした(以前、高校卒業後ボクシングで単身上京した時は独断で失敗したので今回は本当にいろんなアドバイスを頂いた)。その中でも一番印象に残ったアドバイスは「4年間だけでも違った世界を見るだけでも良いのでは」であった(by一新塾の同僚)。
結果当選させて頂き今に到るわけだが、一新塾の方はOGOBコースと言うものがあり通常の現役よりは若干ディスカウントされて継続(1年延長)する事ができる。いわゆる学びを継続できる訳だが、私はこれを2025年までだから8年継続した(こんなに長いのは私が初めてとの事)。それだけ心地よかったのかも知れない。同期のメンバーはプレゼンを発表すると真剣に頷き、時には笑顔で、決して否定はしない(これがルールでもある)。選挙の時は否定も肯定もしなかった塾長だが、議員活動中に困ったときは卒業された議員の事例を紹介してくれたりする。数ヶ月に一回、進捗を踏まえたプレゼンがあり、三田にある一新塾から帰りのアクアラインは達成感と心地よいスピードで、社会人ラグビー時代、柴又河川敷グランドで試合をして勝った後、後輩と夕日のを横に首都高を走っている気分に何となく似ている。一方で居心地が良過ぎて甘え過ぎていたのかも知れない。
一新塾では様々な活動家の人と出会い、袖ケ浦市に遊びに来て頂いたり、選挙の時は水戸市議会議員の所へ夜、相談へ行ったり、違うビジネススクールを紹介され、そちらの方へ学びに行ったり、時には叱ってくれたりと思い出は尽きませんが、最後の別れ際に言われた塾長の「今度は講師として来てください」袖ケ浦市で何かを成して、いつか再度行ける日を模索していきたいと思います。
参考:一新塾URL. https://www.isshinjuku.com/

