夢の重たさ

1986年、私は高校を卒業して、すぐに上京しました。
進学ではなく、ボクシングで世界チャンピオンになる為です。

高校を卒業して車の免許を取って確か子どもの日を過ぎたくらいだっという記憶があります。
知り合い(ボクシングのコーチ)の軽トラックで荷台に自分の荷物を積んで午前中くらいに小6から高校まで過ごした福島県の郡山市を出て東京目白区の”米倉ボクシング”という名門ジムの2階に住み込みました。
広さは3畳、目の前は山手線・埼京線・西武新宿線が走り交い、数分おきに電車が目の前を轟音と共に走って行く、夏になっていくに従って西日(西向きに窓がある寮でした)が強くエアコンのない部屋で汗が止まらず…という今思えばとんでもなく劣悪な環境でしたが頭は夢でいっぱい。

毎日早稲田にある滝沢新聞という地域新聞印刷会社で働き夕方に練習。朝は5時に起きて明治通り〜江戸川橋〜護国寺〜池袋駅〜ジムの下宿へ帰還と練習とバイト漬けの生活。

プロライセンスも夏前には取ることができて10月には試合を組んでもらいました。体重はライトウェルター級(確か62kgくらいだったと思う)、今より20kgも軽い体重です。夏を過ぎると東京の水に慣れてきたのか65kgくらいまで増えてしまい食事と水を減らしても体重が減らない。ついには一日、近くのパン屋さんでサンドイッチ1個という生活が何日か続きました。

今思えば心身ともに耐えられない生活をしていたと思います。青年時代の夢の重さというのはそんな過酷な生活を耐えられるくらいひたむき…とこの前、袖ケ浦海浜公園をジョギングチームで汗をかきヒーヒー💦言いながら走っている時「昔、毎日これの何倍も朝走って、1日サンドイッチひとつの時代もあったっけ、何であの頃そんなガムシャラにできたんだろう?」と思ったら、「夢があったから」と思い出しました。

今、袖ケ浦市でもその様な夢と情熱を持って走り続けている人がいたら全力で応援したいと思います。

因みに先日、サンドイッチ一個(+団子)の生活を試してみたら1日でギブアップ…夏場のダイエットは熱中症になりやすいのでお気をつけ下さい。🥵

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