1, 市民と企業の活性化促進

都心へ2時間近くかけて働きに出かけたり、食事や買い物、友人や客が来た時に他市へ出かけなくても徒歩・自転車・公共交通機関を使い15分圏内で行ける様な気軽に便利な街並み作りを目指して行きます。

例えば市民と企業が一緒に再エネを使って発電する仕組みを作りあう、資金を出し合うなど協働でこれからの課題である“脱炭素に向けて小さくても実績を積み上げていく取り組みが必要だと考えます。

袖ケ浦市にはアクアラインがあり都心から1時間、羽田空港も30分弱と、便利な立地をこれからうまく活かしていく事が重要であり、交流人口を増やしていく事が袖ケ浦市の発展に大きく貢献すると考えます。その為にも袖ケ浦市に来てみたくなる様な観光に力を入れていきます。

2, 多様性を潰さない環境の構築

袖ケ浦市には先輩達が残してくれた良い施設、そして地の利に恵まれた温暖な気候があります。また個人的にも日本の第一線で活躍してきた優秀な指導者たるべき人も何人か知っています。私自身、スポーツの素晴らしさを知っています。その為にも可能性を潰さない指導者・練習する場所の確保・そして実力を試す為の機会が必要と考えます。

人と触れ合う事、自分と全く違う考え方の意見を受け入れる事で人間は成長していきます。日本人同士、また外国の方も含めて交流する事で視野が広まり好奇心を深め他の人たちにも寛容になれると信じています。その様な機会を積極的に提供し気軽に参加できる様な環境が必要です。

障害者・難病者でも働けるような環境(短時間・テレワーク勤務など)があれば健常者と同等、若しくはそれ以上の能力を発揮できる方も大勢います。生産年齢人口が減っていく現代において人材の確保は喫緊の課題です。障害や難病を持った人でも受け入れられる様な社会の仕組みづくりが必要と考えます。

3, 防災に強い街

能登半島沖で起きた地震で一番の問題は『水』との話を聞きました。やはり水は飲料だけではなく洗い物、洗面、料理そして排泄物の処理含め一日に使う量は10ℓを超えます。袖ケ浦市には古くからある家など井戸を持っている世帯が多くあり、その様な井戸を緊急防災用井戸として何かあった時に活用する準備を常日頃から行う事が重要です。

避難所に逃れても暑さ、寒さで体調を壊す方も多くいます。最近は温暖化の酷暑により移動式のエアコン・大型扇風機があっても熱中症・脱水症になる子供が増えています。この様な被害をなくす為にも太陽光パネルを体育館・校舎の屋根部分に設置し大型エアコンを置く事も今後検討していく事が重要であると考えます。

袖ケ浦市には所々に急傾斜の荒れた山林があり尚且つ整備されていない部分があります。気候変動の激甚化に伴う自然災害に備え、土砂災害警戒区域を重点的に定期点検・整備を行っていきます。

4, 時代を見越した教育

袖ケ浦市は学校司書・ALTなど1学校に1人配置など近隣市町村より先駆的に取り組んでいます。しかし他市も追随し“働く時間の柔軟性・健康保険等”待遇面から他市町村に流れていく、と言う話を聞きます。先生方の業務が忙しく生徒達とのコミュニケーションが取れないなどと言う話も聞きます。生徒達の成長の為にも働く環境から改善していきます。

大きな視野・効率性・時代の流れを象徴するものが国際化・デジタル化・SDGsです。これらの分野に特化した実践や経験を重ねていく事が出来る様、将来を見据えた教育を進めて行きます。またこれからは一方的な先生から生徒への教えではなく共に探り合う、先生・生徒間で教えあうという姿勢が重要と考えます。

地域の老若男女の人達と交わりながら、地域の課題を解決していく。地域課題を解決しながらコミニュケーションスキルの向上・地域密着型の体験学習を目指す事が子どもにとっても地域にとっても重要と考えます。

5, 取り残さない街づくり

高齢者の日常生活の延長上に健康増進させる施作を行います。例えば高齢者の方々が万歩計で半年150万歩を歩いた人に向けて袖ケ浦市にある店舗の割引券配布など、様々な施策を楽しみながら健康促進を推進していきます。

市内で高齢者が救急車を呼んで緊急の夜間病院を探すのに平均時間が約54分との事。救える命が減る事の無い様、医療施設の充実と緊急時の支援体制の構築を目指します。

今現在増えつつある空き家、古民家、遊休施設に対し民間の力を活用した収容施設や宿泊施設などをこれから増えゆくインバウンド、観光客などに提供し交流人口を増やしていく事に貢献できる体制を整えにぎわいのある街へ貢献します。