市長とTea Time
先日、袖ケ浦市長と私が住んでいる神納地区の方々とティータイムという事で2時間弱、話をさせて頂く機会を設けました。メンバーは袖ケ浦市神納地区10名程(区長、市民活動員、主婦、去年引っ越して来られた方など多種多様)で行政側は市長一人。
座談会の内容はそれぞれが、袖ケ浦市の良い所、悪い所などを話し合って、市長がそれに対して市長なりの考えを述べる。意外と沈黙が流れてしまうのでは…?との思惑に反してそれぞれの意見が活発で、あっという間の1時間半でした。
■特に多かったのは『休耕地をこれからどう活用していくか?』
特に神納には新住民が移り住んで市街化が進んでいる部分もあれば、田んぼを持っている農家の後継者がいない為、誰も耕す人がいない事による耕作放棄地が増えており緑一色というより、虎刈りみたいになっている所が最近増えてきています。個人的には移住して来ている人が増え学校もパンク寸前…企業が立地しようとしても市街化調整区域になって土地が無い…という話も聞くので法の規制を外して宅地や企業誘致に使っては?と思う反面、日本の食料自給率が38%(カロリーベース)という現実から農業をしやすい環境にして地産地消ができる環境づくりを進めていくのも方針の一つとして進めていかなかければならない分野であり議論を進めていければと思います。
■他に声があったのが、『東京湾に面している海浜公園をこれからどうしていくか?』です。
私自身、袖ケ浦市に父親が2000年に家を買って年に数回遊びに来ていた頃から海浜公園の緑の多さ、屋外ステージ、アクアライン越しに見える富士山は絶景です。
ただ海浜公園に至るまでの道路がヤシの木でインスタ映えする為、1車線が車のたまり場になっていました。道路に寝そべって写真を撮っているうち交通事故があってからヤシの木一本おきに「撮影禁止」「駐車禁止」という大きなレッテルが貼られました。また近辺にある企業群も道路に寝そべってられると車が通れず仕事に支障がある為、良くは思っていないと思います。ただ折角の美しい公園という宝の原石があるので如何に市民に有効活用できる様にするか、これも様々な意見を集ながら早々に決めていかなければならない問題かと思います。
他にも様々な意見が出て、中には「なるほど、そういう考え方もあったか…」とか「あっ!それ議員になりたての頃、思っていた事」など初心に返らさせて頂く瞬間も多々あり私にとってもとても有意義な時間を過ごさせて頂いたと思っています。
市民目線で現場の声を聞く…こういった機会がもっと増えればと思った会でした。
皆さん有難うございました。