中学校卒業式に参列
春風強い3月10日の午前、近所の中学校で卒業式があり3年ぶりに来賓を呼んでの式が行われました。
今年は在校生2年生と保護者も呼んでの卒業式。私自身も久しぶりに卒業式に参加させて頂きました。
まず校門を入ると校長先生がおられて挨拶。5年務めた校長も今年で定年退職されるとの事で、先日在校生がサプライズで卒業式(校長先生バージョン)を行って頂いたとか…聞けば専門は体育で野球部の顧問もされていたとの事でとても熱血漢で愛されていた校長だったのだろうなと思いました。
今年は男子78名、女子87名の合計165名。大半が高校に進学という事だが2次募集の結果待ちの生徒もいるとの事で定員割れの高校が増えているという事を実感させられた。
控え室から式場に進むと保護者、2年生が既に座っており厳粛なムードが漂う。自席に着くと3年生が来場。一糸乱れぬ行進を見て相当練習したんだろうなと想像がつく。
卒業生の名簿を見るとアイウエオ順に名前が書いてあるのだけど男女の区別が分からない。(読めるのは平仮名を含めて10分の1くらいか?)よく見ると近所の知り合いの名前らしきものがちらほら…(苗字が同じだけかも知れませんが)ご卒業おめでとうございます。
式自体はとても工夫がされていて一人一人に校長先生から卒業証書を渡され、合唱、一人一人割り当てられたセリフを読みあいながらの答辞。そして声をつまらせながらの校長先生の贈る言葉。今回の漢字は『楽』。今まで頑張って来たんだからひと休憩の”楽”。将来の”楽”に向かって希望を捨てない。等、さぞかしコロナで先生も生徒も疲弊されたのだと改めて思い知らされる。
式次第が一通り終わり校門前の生徒がいたので談笑。(2年の生徒会長?らしい)感想は?と聞くと久しぶりに密になったので、ちょっと気分が悪くなりそうだったとか…確かに慣れない密をやるとそうなってしまうかも知れません。(特に発達段階の時期は)
帰りに、道端を歩いていた卒業生たちに「おめでとう!」と車から声をかけると倍くらいの声で「有難うございます!」
今は卒業できた喜びを胸に一寸仲間と分かち合いながら楽しんで、新たな一歩を駆け上がっていく事を心から祈っています。