「花の15会」からの高校入学問題

三寒四温の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は只今、議会(3月定例)の真っ盛りで3月14日に一般質問を行う予定です。

今日は久しぶりに地元で行っている「花の15会」(平成15年から始まったから15になります)に参加させて頂き高校球児に混じって前回植えたポピーの芽の周りに出てきた雑草取りを行いました。

私の家から歩いて3分弱のところにある県立袖ケ浦高等学校の生徒さんです。その中には校長先生、野球部の監督さんも交じって少しお話をさせて頂きました。

『最近、少子化もあり定員割れの高校が増えてきている。そして私立高校が授業料支援などの制度により公立と金額が変わらなくなってきているのも原因の一つ』と聞かせて頂きました。

早速調べてみたところ千葉県内で公立の最高倍率が1.96に対して私立は15倍。定員割れの私立はほぼ無いと言う現実。

                              (私立の赤字は袖ケ浦市の高校生がよく行くと聞く私立高校)

全体の傾向を見てみると上位にある高校は、①県北(都心の近く) ②偏差値は中の上(60近辺) ③(私立高校の場合)大学の附属。と言う傾向がある様です。どの様な政府(国)の授業料軽減支援があるのか調べてみたところ

いわゆる「⾼等学校等就学⽀援⾦」と言う制度を使えば(一般的な公立、私立の授業料で計算すると)

・世帯年収が590万円未満だと、公立高校の授業料は完全無償。私立高校の授業料はほぼ無償(授業料33,000円までであれば無償となる。それ以上は自費)
・世帯年収が590万円〜910万円だと、公立高校の授業料は完全無料。私立高校の授業は年間118,800円まで支給。
・世帯年収が910万円以上だと公立高校も私立高校も全額負担

と言う形になり、私立高校などでは短期留学制度がプログラムに組み込まれていたり(大学ではリスニングが配点比重が多い)するのでもし同じ金額であれば私立に行きたくなるのかも知れません。

老朽化設備修繕などは自前でやらなければならないのでしょうが、私立と言っても公立との差額分が国で補填されれば準公立に近くなります。よく言えば格差是正、悪く言えば競争原理が働きにくい社会。

因みに私の高校母校(福島県)の入試倍率を調べてみたところ1.11。昨年から▲34人…。上の自己分析①②③のどれにも当てはまらので致し方ないですね。

因みに袖ヶ浦高校は新しく情報コミュニケーション科に”先端ITコース”を設けるとの事で躍進を期待いたします!

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