文教常任委員会

文教常任委員会。文学、芸術、教育、福祉関連の分野を扱う委員会に私は属しています。
日々起こる事案、年4回(3月、6月、9月、12月)の定例議会、またその間に行われる臨時会などで会派の代表者が集まり、上記分野の議案について話し合い、審議し、採決(賛成、反対)を行う市議会の部署になります。
今回の3月定例議会では以下の7議案を3月4日に精査しました。

🔸議案第 8号
『袖ケ浦市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の 運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について』
【説明】特定教育(幼稚園)、保育施設(保育園)、特定地域保育事業(小規模保育19人以下)でインターネットでも運営規定や職員勤務の体制、利用者負担、利用申込書の特定教育、利用者が選択する上で重要な事項を義務付ける条例
🔸議案第10号
『袖ケ浦市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について』
介護保険料が変わります。
【説明】高齢化社会及び介護保険で支払う介護医療費の増大により収入別(14段階別にする事によって低所得者の支払いを抑えます)


🔸議案第12号
『袖ケ浦市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法等に関する基準を定める条例の一部を改正す る条例の制定について』
【説明】(介護支援1〜2を扱う)指定介護予防支援事業者(=地域包括支援センター)が今まで委託をしていた(要介護1〜5を扱う)指定居宅介護支援事業者を市が委託できる様になり、モニタリング(状況の把握)を行うときは今まで居宅訪問が条件だったものがテレビ電話(Zoom等)でも可能
🔸議案第13号
袖ケ浦市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関 する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
【説明】今まで35人であったものが44人に一人の介護支援専門員配置の義務づけへ変更
🔸議案第22号
令和5年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
歳入歳出それぞれ31,015千円を減額し歳入歳出予算をそれぞれ6,181,480千円とする
<主な事業>
◾️主な歳入
・一般被保険者国民健康保険 ▲79,504千円(団塊世代の後期高齢者保険への移行、国保→社会保険への移行)=1,129,451千円
◾️主な歳出
・一般管理費 +13,788千円(君津中央病院事業団への負担金支払い/かずさ4市(袖ケ浦、木更津、君津、富津市)の代表幹事として袖ケ浦市が支払い※4市の人件費、健康管理事業等
🔸議案第23号
令和5年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計補正予算 (第3号)
歳入歳出それぞれ16,351千円を減額し歳入歳出予算をそれぞれ827,324千円とする
🔸議案第24号
令和5年度袖ケ浦市介護保険特別会計補正予算(第3 号)
歳入歳出それぞれ219,141千円を減額し歳入歳出予算をそれぞれ4,750,719千円とする
<主な事業>
◾️主な歳入
・介護給付費交付金 ▲111,849千円(想定見込みより減)=1,103,265千円
◾️主な歳出
・介護サービス等諸費 ▲200,000千円(神納で開かれる予定だった認知症者用の介護施設オープンが年度初めから3月に延期による)=3,934,396千円

<全体を通して…>
団塊の世代が鍵。ちょうど75歳(後期高齢者保険)へ移行時期に来ており国民健康保険の歳入が減っている。しかしながら全体的な医療費の増大で経営が圧迫され続けており国民健康保険の存続の為に今後何かしらのテコ入れが必要になってくると感じる。また国民健康保険から社会保険(企業の保険)に移行する基準が今まで企業規模が101人以上(令和4年度より)が令和6年度から51人以上にハードルが下がる為、ますます国民健康保険者の数が減っていく。少ない保険料収入で被国民健康保険者の医療費を賄っていくには限界があると感じています。


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