12月定例議会終わる

12月20日(水)、11月29日(水)から始まった令和5年12月定例議会が終了しました。
今回は袖ケ浦市交流センターの設置に伴う公民館に関する条例の改正、補正予算、臨海スポーツセンター含む公共施設指定管理者の指定等、議案23件。SNS等インターネットで被害にあった方などを救うクーリングオフ等、商制度に関する請願1件。議員報酬含む発議案2件。以上が全て原案可決、本議会において採決されました。

そして私の一般質問は
【大綱1】 袖ケ浦市における脱炭素に向けた取組について
①現在作成している地球温暖化対策実行計画の概要・進捗について
②CO2排出の多数を占める市の産業について、どのように企業と脱炭素を協業していくか。
③増加する移住者とともに増えていく住宅。市として進める省エネ住宅に向けて対策はどの様なものがあるか。
④小中学校の脱炭素化・温暖化に向けた対策について

【大綱2】 袖ケ浦市の今後における「障がい福祉」政策について
①来年度から始まる次期「そでがうら・ふれあいプラン」策定における現在までの進捗と4月からスタートするまでのスケジュールについて
②「袖ケ浦市障がい福祉計画」策定にあたり難病当事者の意見を尊重していくとの事だがどの様に声をすくい上げて、どの様に反映していくか。

を質問させて頂きました。

頂いた回答としては
大綱1「脱炭素」に関する上記質問の
①→2030年度までを計画期間として検討中であり、パブリックコメント手続を経て、今年度内の策定。
…要望としては、全庁横断の勉強会・(内外の専門家を集めた)デザイン会議の開催
②→企業間や市との情報交換を行い企業振興条例で大企業や中小企業を対象に一定規模以上の施設の増設や更新に対し補助
…要望は、袖ケ浦市独自の認定書マークの交付、「脱炭素」起業家の育成
③→県の補助金を活用した市民の脱炭素化設備の導入を支援
(参考)今年度支援実績…家庭用燃料電池システム設置:9件・90万円、定置用リチウムイオン蓄電システム:68件・469万6千円、窓の断熱改修:15件・97万8千円、電気自動車:12件・125万円、V2H充放電設備:5件・21万6千円、合計:110件・814万円 ※9月上旬に金額の上限に達し終了
…要望:脱炭素に関する市専門窓口の設置、市の財政からの支援
④→奈良輪小学校、蔵波小学校のZEB Ready化+屋上への太陽光パネル
…要望としては体育館へのPPAを活用した太陽光パネル設置+冷房設備の導入、断熱ワークショップの開催
※因みに新庁舎へ導入したZEB Readyの効果は今年9月〜11月集計で1㎡あたり、電気の使用数量については約46%、都市ガスの使用数量については約31%の削減との事、また電気と都市ガスの二酸化炭素排出量の合計では約44%の縮減との事

大綱2「障がい福祉」問題についての回答
①→昨年度には、障がいのある方や市民を対象としたアンケート調査を実施し、今年度はニーズや課題等を整理し障害福祉サービス等の推進方策をまとめ計画案の策定が完了。今月からのパブリックコメントを経て3月に計画を決定予定。
②→本年8月に難病患者を対象にアンケート調査を実施
アンケート結果は『外出が多いが支援が必要』『将来、身体(からだ)の事が不安』『地域社会での暮らしにくさ』との回答が多かった。
…要望として「障がい福祉計画」にある活動指標ごとに対象者を分かりやすく明記及び障害者相談支援事業所「えがお袖ケ浦」へ(障がい者、難病者は移動が困難な方も多いため)遠隔でも対応できるZOOM、メールを利用可能にする

なかなか一般質問の内容がまとまらず今までで一番苦労した定例会でしたが何とか終わってほっとしています。
詳細はこちらの動画をご覧ください https://qr.paps.jp/mpJ9E

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